時事随筆

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維新・丸山議員にみた民進党のあるべき姿

森友学園問題、加計学園問題と続いていた騒動の中で、中心となった争点の一つは「公文書」問題でした。現行法に反していない以上、政府や官庁の対応に何かの問題がある訳ではなかったのでしょうが、だからといってそれでいいのか?という疑問があった事も確かでしょう。

維新がこの程、「公文書管理法改正案」を提出したそうです。



担当された丸山議員は、素晴らしいの一言に尽きます。この修正案によって、文書管理が是正されれば、今後はアクロバティックな追及逃れが減る事になりますね。加計学園問題の下らない問答はやめて早急に審議を進めて、是非、成立させてほしい位です。


本来であれば、民進党が政権を攻撃する一方で、「確かに現行法に照らせば文書管理に問題はない。その点の責任は追及しない。だが、参照されるべき情報が必要とされたときに失われている事は問題だ。従って、この法案を成立させてほしい」と論理的に攻めるべきだったと思います。仮に、それが出来ていれば、民進党の評価につながったでしょう。


維新は組織犯罪対策法改正案でも共謀罪の新設に際して「捜査の可視化」を求める修正案を提示しています。
toulezure.hatenablog.jp
この修正案についても数々の揚げ足取りを続けていた民進党が、「様々な懸念があるが、捜査の過程が可視化される事で国民の不安を緩和することが出来る。条約の批准は重要だが、国民の懸念解消も考えるべきでは?」と修正案を提示すべきでした。


民進党は自分たちのポイントになるはずだった与党の問題点修正のチャンスを手放しているのですね。私は自民党の支持者ですし、安倍政権を支持していますが、同時に長期政権になる事による緩みを心配しています。緩む与党を引き締める存在としての提案型野党の存在を望んでます。

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だけど、野党第一党民進党が「全てのベースは安倍一強を倒すことにある」なんて言ってる様では、全く話にならないんですよ。維新の方が余程、第一党にふさわしい。


しかし、民進党にも丸山穂高議員の様に、大志も行動力も持ち合わせている若手議員がおられるはずですよね?そういった議員にチャンスを与えたいと、私は考えています。

toulezure.hatenablog.jp


昨日も記事にしましたが、議員立法の下限を下げた方が良い。現在では、維新よりもよほど第一党にふさわしい日本維新の会衆議院議席数が15なので、単独では法案の提出が出来ないし、予算を必要とする法案の提出となると民進党の半数を巻き込まなければ提出ができないのです。

この状態では、力のある若手が法案提出で活躍するのは難しい。やはり議員立法の改正が必要だな、と丸山議員の活躍を聞いて思いました。


しかし、本当に民進党はどうしようもない・・・。もうすぐに都議選ですが、出すべき修正案、改正法案すらも出せない政党に議席は必要なのか?我々国民は考える必要があると思います。丸山穂高議員の最近の活躍はすばらしいですね。今後も注目してます。

追記

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民進も法案を提出したようですね。朝日報道では内容までは分からなかったけど、民進党のWebページまで見れば、その内容が分かりますが、妥当な線だと思います。既に出ている維新案と統合される形でいい所を採用しあって修正されたものが採決されればいいと思います。これまで、-100点くらいに振りきれて底を打ったカス政党って評価が、-95点位には改善された思いですね。

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と思ったけど、やっぱ駄目だわ民進党。なんで停止?政治主導で規制を突破したかったのではないのか?地元の悲願は無視するのか?と呆れしか湧いてこないですね。-100点に逆落とし。id:ss-vt のおかげで民進党のWebページをみて、いかにダメかを再確認できました。感謝、感謝。